エピソード110 「故郷へ PART 2」 The Heart of the Journey - Part Two |
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"The cycle of possibilities is fleeting. The lash of an eye in a hurricane." Seefran Love Song 341-AT9 |
可能性の周期は 目まぐるしく変わる。 嵐に揺れるまなざしのように シーフラのラブソング |
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解説 | ||||||||||||||
ラストに来ました。 前回の続きカウントダウンから、戻ってこない予定だったハーパーは地球の爆発前に、アンドロメダに助けられ、そしてドイルのカウントダウンが終わったとき、突如地球は大爆発。アンドロメダにも衝撃が走る。 地球からは攻撃艇も探知され、アンドロメダに向かってくる。 ディランはただちにアンドロメダをワープする。 ハーパーは体よりも精神的にダメージを受けてしまった。 マウラーは爆発を予期していたのだ。爆発地球の残骸を339通りの方法で分析した結果全てに1種類以上のラジカルアイソトープが検出された。爆発にはアビスが関わっている。 ニーチアンと手を結び、ディランたちを待っている。 マウラーはディランを待ち構えていた。最後の話し合いに来たというマウラーは、パラダインの最後の生き残りのディランに未来への希望として交渉にやってきた。ディランを生かすことが最優先だという。 しかしディランはマウラーの作戦には同意できない。 マウラーはホログラフを見せ、これは来るべき未来のターンベドラという。これがあなたは見たくない?とディランに言い残し消えてしまった。 マウラーは、トランスに一緒に帰るように説得するが、トランスは従わない。評議会を離れたのはパラダインのためだとしても納得できないマウラー。だまって消えてしまった。ディランは目を覚ましたハーパーに話しかける。この艦でこんなことしたのは初めてだよと地べたに座りハーパーに話しだす。君は強い乗り越えられると・・・ 残されたのは思い出だけなんて辛すぎるとハーパーはいう。 ディランは同じだという。忘れられれば強くなれると・・・ ハーパーの衝撃は思った以上だった。ハーパーは地球でしたキャンプの話を語り出す。ゴミの中にコミックの山を見つけ、それを持ち帰ってどこに隠そうかとしたときに、こういった何をかなしんでいるの? そのときはマゴーグもニーチアンのことも忘れていた。 うれしくて抱きついて、素敵な日だったと・・・ ディランの母はそんな日をありふれた奇跡だといっていた。 ディランはマウラーに答えを出す。マウラーはシーフラに戻るのだと思っていたが、ランベットキースに戻るとディランはいう。 再び評議会に向かいディランは待ち伏せしていたことを話す。 アビスは全てを滅ぼすまで止まらないと・・・ トランスのような強いものがいるというのだが、運命を動かしたどうにも出来ないとマウラーはいう。 ディランは最終決戦に向けてロミーにアンドロメダの装備について問う。連合に頼めばすぐに準備できるという。1年前のタラゼド以来のことだと・・・みんなの意見を尋ねる。 ハーパーは、戦うと・・地球の敵でみちづれにしてやる。 ロミーは当然戦艦で戦うと・・ ドイルは、大事なもののため、シーフラに戻る・ その後にだけどと続くのを期待した。すると戦うとしても戻りたいと・・・ ニーチアン艦隊相手に勝ち目はない、連合の助けも期待できないし、もう、マゴーグの母船にやられている。こんな戦い、やる前から結果は見えていると・・・だけど、5年間何のために戦ってきたかとして、降参は出来ずに戦うと・・・ベカは言う。 ドイルに、共に戦ってくれと再び頼む。すると仕方ないわねと従う。 最終決戦に向けて準備を進める。 生き残ったらずっと一緒に旅をしてとベカはディランに頼む。 ラーデは奇跡によって死を免れた、負けは間違いないだろうと・・・ 壁なき建物に我々は住む。我々にあるのは夢なき希望、逃走とは絶望を受け入れること。ニーチアンの絶望の言葉とは・・・ 君さえ言えれば絶望さえも怖くないといい抱き合う。 トランスはディランにマウラーはあなたを恐れている。一体何を? それは良心。彼女に無いものだとディランはいう。 彼女も光の化身のはずなのに・・・ニーチアン艦隊には最強の部隊がそろってきている。巡洋艦、ガルーダ級に戦艦ドラゴカゾフにマンラウ 悪い知らせばかりだ。さらに、ニーチアン艦隊にサブラジャガーが合流した。次々と艦隊が姿を現している。 ラーデを迎えにベカはやってきた。ベカは勝てないわよ連合は当てに出来ないというが、それは間違いないとラーデはいう。 女始祖としてベカは戦うというが、敵は襲い掛かってきた。 2103隻の船がアンドロメダを目掛けて待ち構えている。 ひきつけて、一気に攻撃するつもりだ。誘導ミサイル40基、追って無人艇を40隻出す。アンドロメダは攻撃により次々とニーチアン艦隊を破壊していくが、損傷も激しい。 ラーデとベカは追っ手をを倒していく。ニーチアンが次々と終結していることをラーデは言うが、ベカは、始祖の力を使えばと話す。 ここはふるさとだ私の運命はここで終わるとラーデはいう。 55セクターも被害を受けてしまったアンドロメダ、攻撃は確かに効果はあり、艦隊を落ち着かせる間もなくミサイルを充填し、攻撃を開始。 生命維持システム中枢。船体の修理を後回しにし、可能なものをセクター55に修理に向かわせる。 ラーデは、始祖であるベカの命令を押し切り、ベカにユーレカマルに戻るよう銃を向ける。ラーデはここで死ぬ気だ。 ディランは、艦をハーパーに任せ通路を歩く。そこにマウラーが立っており、彼女は、最後の説得に来たようだ。さらにアンドロメダの前には時のルートが・・・ ディランは、疑念が正しかったと感じた。あなたの招待がわかった、私がパラダインだから手を下せないということも、残念だったな、あなたの負けだよというとマウラーがディランに攻撃してきた。 アンドロメダはニーチアン艦隊を抜けている。ニーチアン艦は何かを待っている。それは命令だ。ハーパーは、両脇にロミーとドイルがおり、夢見たいと喜んでいる。 夢の話をしている。ドイルは夢の中で酒場で、航海中の恋人がいると話している。(中略) ロミーは接近している味方の船を探知する。艦隊を抜けてやってきているのは、ユーレカマルだ。 完全にニーチアン艦隊に囲まれているアンドロメダの中にユーレカマルは向かおうとしている。ベカは、女始祖のスピーチをとして話しだす。忠実でかわいい僕たちよいい子にして私を通しなさい。 といっているが、攻撃をしかけられている。弾を潜り抜けアンドロメダの帰還したベカ。 目を覚ましたディランは、マウラーに再び戦いに向かうが、あっけなく倒される。あなたは太陽の化身なんかじゃないアビスの化身だ。 ランベットキースもアビスが操っている。すばらしい洞察力ね、わかったところでどうにも出来ないけど・・とマウラーはいう。 ディランは楽しくなってきたと立ち上がるが、吹き飛ばされる。 味方のフリをして、パラダインにも近づき、彼らをアビスに殺させたようだが、私が生きている限りあなたは滅びる。 あなたをもっと苦しめる、トランスは消える。宇宙に残る唯一の光の存在もっとも古く力のある太陽が消える。というが、そこにトランスが駆けつける。時のルートを抜けて、とトランスはいう。ディランはアンドロメダに時のルートへ向かえというと、マウラーは突然止めてと言い出す。 そこにはシーズン4のラストが ・・・ マウラーは、私は、化身本体があなた達を滅ぼす。アビスがきてあなた達を飲み込むというが、マウラーは消えてしまった。 アビスを倒せば、宇宙の根源を倒せると・・・一同は一致した。 メタスの座標をスクリーンに出すと、ここにはトランスの太陽を止めるだけでなく、アビスを倒すことも載せられていた。 元の世界でもシーフラでも同じだ、アビスは常に我々を追ってきている。マウラーやその仲間たちは、只の触媒だった。 ハーパーはトランスの太陽が近づくと質量の集中によって、引き寄せられ大規模な遭遇。ベドランは全て予測していた。 トランスを入れる。トランスの太陽ならばアビスを倒すことが出来ると、するとトランスがもう一人・・・ディランは、フォースランスを構えて、様子を見る。エネルギーも弱ってきているが、するとディランは左のトランスを撃つ、誤解にウソ、偽証おまえ達はすっかりはまり込んだ。かすみそして謎、抜け出せぬほど、深くまで、己を救うのだ、私の音楽を聴くのだ。そして無力な 自分の姿を見るがいい、その声を聞いてベカはバージルボックスだと気づく。 私の音楽を聴いていた愚か者どもに、私は闇と喜びを、与えたのだ、だがもう時間切れだ、時などは存在しないのだ、アビスにはな・・・というと、再びディランはフォースランスで撃つ。 アビスは消えてしまった。 何故わかったのかハーパーが聞くとトランスが泣いていたからだという。アビスには涙する思い出などない。 アンドロメダがゆれる。アンドロメダは、時のルートに戻っている。 アビスが嫌うのは、太陽の光だ。消し去ろうと、相反するもののない場所を探せと、それは時のルートだ。時が時を消す。 私の人生はここに向かっていた全ての友、敵や戦い、ここが終わりの地。共にこられて良かったよ、君たちと・・・ アンドロメダは、時のルートに向かう。 しかしそこにはアビスが・・・お楽しみはこれからだと向かう。 激しい干渉が争っている。 それは今までアンドロメダで起きてきた物語が全て流されている。 船体は大ダメージを受けている。トランスの太陽とアビスの重力どちらも強すぎてアンドロメダでは耐え切れない。ベカに機体を託す。 そしてトランスの大きな太陽が、時のルートで隠れていたアビスを完全に倒す。アンドロメダではスラスターを停止し、修理を開始する。 ワープを抜けてやってきたのは、連合の艦隊だった、アンドロメダ級の戦艦が次々とワープを抜けてきている。 私の太陽でアビスは滅びたと・・・時のルートはワープ空間に姿を変えた。ターンベドラは、もとの世界につながることが出来た。そこに救難信号が・・・それはラーデだ。燃料切れで収容を頼む。 家族も一緒だという。 ディランは他のクルーを全て出し、(ラーデの収容で)一人になりたいといわれてすまないというと、ロミーも席を外す。 ディラン「アンドロメダ」 アンドロメダ「はい艦長」 ディラン「なんでもない・・・・」 ディランは深いため息をつき、「5年か・・・いや308年かかった やっと戻れた・・・ふるさとに」 「やった!」とディランは両手を広げて喜ぶ 「アンドロメダ勝利が全てではないだが、勝利の喜びも悪くないものだな」ディランは操縦室を出る。 THE END |
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感想 | ||||||||||||||
最後の対決としてものすごかったですが、ニーチアンたちの顔が全く出ずにちょっと寂しい。 やはり最後のシーズンは、予算がカットされたのか、出演者が激減しているようだ。マウラーは、やっぱりアビスに乗っ取られており、怪しいと思っていたバージルボックスさえも・・・結局トランスは古い太陽だったってことだが、よくその辺がわからない。しかも時のルートがいろいろと組み合わされているが、どの時代がどの時代って感じ。最後にいろいろな過去のエピソードが流れればいいと思ったが、まったくティアとかレヴも出てこなくて寂しい最後となってしまった。 長いシーズン1〜5まで更新して来ましたが、5は本当物足りなさと空しさが残りました。私も疲れ果てて深いため息が・・・私もふと「5年か・・・」って感じてしまった(笑) |
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