シーズン5ストーリーガイド及び感想
エピソード89
「希望の重み パート1」
The Weight - Part One
"Life is a carnival,

but the tents are folded before dawn."

Beano Tavalis,
"The Armendago Caper,"

CY 727

人生とはさながら宴

だがそれも夜明けと共に幕を下ろす

ビーノタバリスアルメンダゴ
の祭り
解説
前回からの続き、時のルートを抜けたディラン。
しかし暗闇で、周りからは無傷の侵入者ということで質問が飛び交う。
ディランは装束を被った人々に穴に投げ入れられ、気絶してしまう。ディランの意識の中には、アンドロメダのクルーが死んでいく様子がフラッシュバックされている。そして新たな空間のディランは、時のルートを越えたことがわかる。

災いかという心の声で目を覚ましたディランの目の前には老人が驚いていた。かなり上空から落ちてきたにも関わらず無傷でいるのだ。
ここは惑星シーフラワンという。しかしディランが知らない惑星で、星系を尋ねるが老人は答えない。
シーフラワン内を案内され、ディランは乗ってきたスリップファイターのことを聞くが、ここは雨乞いとかいろんな儀式によって破壊されただろうと答える。名前を聞くとフレビンと答えた。ディランは自分の名前を言うが、知っているという。小惑星が落ちるのは多いこの惑星では、注意が必要らしい。スキャンズサンという山を見る。山は登っては帰ってこれないという迷信がある。迷信だらけの惑星シーフラワン。
さらに太陽が噴くというと、突然太陽が降り注ぐ。酒場に入ったディランとフレビン。しかしディランたちを出て行けと罵り、さらにフレビンは攻撃を受ける。ディランは交戦を受けて、対戦する。
武器を取り出した連中についにディランはフォースランスで攻撃する。
周りは黙ってしまった。ゆっくりと飲む暇もなく、太陽が切れたとフレビンが言う。ディランはついて出て行く。
フレビンは、間もなくトーマスの手下が始末に来るはずだと人生の終わりをディランに話す。
ディランたちが入った場所であるが、ディランが見覚えのある場所だった。スキャンズサンにも見覚えがあるとディランは話すのであった。

先ほどディランが暴れた酒場では、トーマスが、やられて弱気になった人々に、戦うことを命令する。侵入者を排除して来いというが、まったく人々は動かない。謎の力を見せ付け支配を見せ付ける。

フレビンは、シーフラワンの星系図を見せる。シーフラワンは、9つの惑星と2つの太陽がある星系にあり、9つの惑星は全く同じ姿をしている。全く同じ合わせ鏡だが、右の太陽が、客が来ると派手に暴れ出して、爆発し、粉々になってこの星にやってくるのだという。
ディランは机上のスリップファイターの模型を見つける。この星ではそういう技術はトーマスによって禁じられているというのだ。
フレビンはこの惑星からの脱出方法を書いた紙をディランに見せるがこんなものでは脱出は無理だと答える。
ディランは山に登ることを決めつつあった。しかし登ることによって君でなくなってしまうだろうという言葉をフレビンは言うが、何があろうと怖くないと答える。

トーマスは、ある男に、侵入者の始末を任せる。しかしそんな義理は無いと言うが、トーマスは、迷信は自由に歪められるとし、誰もがパニック状態に起こせるというと、男は、従おうと・・・
その男はラーデだ。
指導者が倒れ、伝説も消えれば、民衆は声を上げ立ち上がる・・・

ディランは山に向かう途中に、あるものを発見する。こんなことありえないと・・・・

フレビンが部屋に居ると、ラーデがやってきた。無傷で現れ助けを求めている男が来たと話す。ラーデは、侵入者を始末するように言われてきたと・・・フレビンは、ラーデに彼が来たのは朗報だろうと言うが、全てを捨ててしまったと話し、ラーデは、どんな男か尋ねる。
人生の日の当たる側を知り尽くしている男だとフレビンは話し、月明かりしか知らんとラーデ。結局彼は出て行ってしまった。

ディランは暗闇の中進んでいくと、残骸があり、その残骸の中にホログラムの映写機が残っていた。それを映すと、それは、ディランの幼少の頃で、機械を作ってショートさせてしまい父親から絶対諦めるなという言葉を聞くシーンであった。ここはターンベカドラなのか?

森の中でついにディランはラーデと会う。信じられないと握手を交わす。ディランは時のルートを通ってきたというが、ラーデは、アーコロジーで戦っていたが、白い光が起こって、ここにいると答える。ベカやハーパーはと聞くが、ラーデは、絶望を味わっており、楽しいやうれしい気分では無かった。連合とは何だと考えていたという。愛か偽りか・・・ルイーザのことも愛か偽りか・・ラーデが感じられるのは喪失感だけ・・・
死に行くルイーザを抱き、振り返るとマゴーグが・・・ 9ヶ月も前のことだった。ラーデはあなたの下らん希望に復讐するのが望みだとつぶやきながら去っていった。

翌日ディランは町を歩くが、侵入者とまたもや言われ続ける。そこにトーマスが待っていた。ディランに支配され策士に従えといわれるが、ディランはそれを聞こうとしていない。
フレビンの部屋に向かったディランは、ターンベトラのことを言うが、フレビンは話をそらす。時のルートとは、ベドランの神話に出てくる言葉であって元々の意味は、神秘の道だった。天界の都市エタシにおいて、ベドランの神々の住まいを結ぶ神秘の道のことをこれは指している。
エタシターンはターンベトラの首都の名前で、これもベトランの神話の言葉から名づけられている。
フレビンは、これがターンベトラと知っており、さらにディランがパラダインであることも知っていた。実はフレビンもそうなのだ。
ラーデは酒場で、トーマスに会い、トーマスと2人だけとして、彼を脅しつつ、何をすべきかわかったと話し奴を殺すという。

フレビンがパラダインだとしってディランは、ぱっと移動できるだろうと言うが、フレビンはここではそうは行かないとして、君意外はダメだと
話す。

ディランは酒場に向かうと、ラーデとトーマスが現れる。ラーデは突然出て行ってくださいと、言うが、出て行こうとしないディランにラーデは殴りかかる。希望を潰したいとし希望のせいでこうなったんだと再び殴る。
希望を憎むラーデと希望を信じるディランとの戦いが始まる。
4年間も費やしておいてこのざまだと殴りかかろうとしたが、ラーデは
気絶してしまった。ディランが去ろうとしているところ住民がラーデに武器をすべり渡す。ラーデはディランに銃を向けるがやめる。
そろそろ人々を解放すべきだというと、フレビンがトーマスを殴り倒す。
ディランは、本を人々に見せるが、本には何も書かれていなかった。

フレビンは、出て行くときめ、希望に向かって歩みだそうとしていた。
ディランはとめるが、また別の宇宙があると言う。
飛んでいくフレビンであったが、フレビンのスリップファイターは爆発した。

ディランとラーデは酒場で話し、闇のさきには光がありますか?とラーデが聞くとその光がミサイルだったときは、2人ともやられるなと話し、ラーデはあなたを憎み続けるのはかなりの労力だと話す。
君は自分を見つけられると、ラーデに話し、グラスに氷を入れて乾杯する。
ディランはフレビンの部屋で、勲章と、アンドロメダの模型を見つける。
やはり愛しい我が家だとつぶやく。
感想
期待外れのような気がしてきました。確かにディランが、時のルートを越えて、バラバラになったクルーを探すという発想は良いですが、それだけで5話(ラーデ、ベカ、ハーパー、ロミー、トランス)が出来てしまう。しかし結局見てしまいそうな・・(汗)
フレビン
ALAN SCARFE
ディランが出会った老人。シーフラワンの事情に詳しく、
星から出て行こうとしている。
トーマス
ALEXANDER KALUGIN
シーフラワンの指導者。迷信を変えることが可能なほどの
権力者。

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