エピソード90 「希望の重み パート2」 The Weight - Part Two |
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"Inanimate objects and sentient beings obey the laws of nature. Without discrimination. Environment is their only conscience." Vedran Inscription, Departure Slates 005 AT9 |
例外なく自然の法則に従う 彼らが選べるのは唯一、 環境だけだ ヴェドランの銘 船出の記録 |
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解説 | ||||||||||||||
前回からの続き、相変わらず上空からは隕石が落ちてきている。 再びあの酒場でランドクラフトの相場の話でラーデは交渉している。 交渉はまとまらず相手を怒らせてしまった。 その争いの中でディランの壊れた通信装置が落ち、それを拾ったものが酒場から逃げていく。ディランは追いかけ、ラーデも向かう。 ディランは捕まえて、奪い返すと、ラーデは移動手段の確保もせず使えない、ガラクタを取り戻すために向かったディランの行動にラーデは戸惑う。だが、使えなかった通信機が落ちた衝撃で動いていたのであった。そのUWC信号(暗号化されたもの)で通信信号からはある文字が浮かんでいた。それはベカからの救助信号であった。 信号は1ヶ月も前のものであるが、信号はアンドロメダから送られてきているからと、探すことをディランは決める。 目標が変わったことでジェットクラフトを次は手に入れようとしていると 2人の前に再び交渉相手が現れた。欲しい商品が変わったことで再び交渉を始めようとしていた。 29日前になる ベカは、何者でどこから来たのか脅迫を受けていた。 さらに32日前 ベカは通信装置でディランを探してと通信を入れていた。ベカもラーデ同様6ヶ月間さまよいながら、どうしていいのかわからないでいた。 最後の手段でこの方法を取っていた。 食料も水もなくなり、船の燃料もなくなる寸前だった。 さらに攻撃信号をキャッチして戦闘態勢のベカだったが、出現したのは、アンドロメダだった。 アンドロメダに入ったベカは、アンドロメダ、ロミーやディランたちを探すのだが、まったくアンドロメダは機能していなかった。ベカは初期化コードを思い出そうとしていたのだが・・・ また、脅迫されているシーンで、アンドロメダ艦内でベカだけが唯一の生命体で、UWC信号を送ったのもわかっていた。 ディランたちはジェットクラフトを見せられるがそれは明らかに盗難品で、宇宙に飛んだ途端宇宙パトロールに捕まってしまうのは目に見えていた。 試し撃ちとして、ディランたちは彼らを殴り、奪い取る。 すぐに宇宙にとんだジェットクラフトだが、乗り心地は悪い。しばらくすると予測どおり宇宙パトロールに見つかってしまい、攻撃を受け、ディランはジェットクラフトのコツを掴み、パトロール艇から逃げ切ることに成功。 ベカは社長のダレーガに会い、アンドロメダの情報提供に協力することを約束していた。 ディランたちのジェットクラフトは、座標近くにアンドロメダを発見する。 ベカは社長に食事を食べさせてもらい、ここがシーフラワンであることを聞く。そして、アンドロメダなどはそのままでユーレカマルもその中に搭載していることも知る。 しかしダレーガは、ワープ航法について全く知らなかった。この星系には、ワープは、言い伝えとしかされていないのである。 ダレーガは9つ星系最大規模の運送会社を経営しており、星系最大の船が欲しいとしてベカを操縦士として考えているのだ。 ダレーガは、船と組織力があれば競合他社を排除し、独占市場が手に入り、ワープ航路の設営も夢じゃないだろうと率直に述べる。 ディランたちはアンドロメダに辿り着き、アンドロメダに通信を入れるのだが、応答が無い、さらに、回り込むと、アンドロメダには、既に所有者の名前が書かれていた。 アンドロメダ内に入ったディランとラーデだったが、そこに既にアンドロメダに居たものから襲われる。ディランとラーデは簡単そのメンバーを倒してしまう。司令室に向かったディランたち。メインコンピューターへのアクセスに失敗している状況に気づくディラン。ひとまず別れて、ディランは、他のクルーを探す。 そしてディランは、ダレーガとベカが会話しているのを見つける。 コアを10年前に発見し、コアの核融合体でそれを動力源にし船団全てにまかなえるだろうと・・・ 警備員が数人と艦の制御を解除しようと無駄な努力をしているエンジニアしかいなかったとラーデはディランに告げる。 ディランは、ベカがいたことをつげ、ダレーガと手を組んだだろうと予測する。ラーデはそれで結びつくという。前回同様裏切ったと話し、9つの水不足の人口の星系で2つの太陽があるが、ひとつは壊れかかっている。ワープ航路がなければアンドロメダなどは屑でしかない。 ラーデは怒って、ジェットクラフトでシーフラワンに帰るとデッキに行ってしまった。油断したディランは、警備員に捕まってしまう。 ラーデは、ジェットクラフトが、既に警備員に囲まれており、簡単には出られない状態であった。 ディランは侵入者としてダレーガのところに連れられて、捕獲された。 ベカはディランと気づきながらもとりあえずは、何も知らないフリをする。 ベカは、ベッドでダレーガに侵入者の処分について話しているが、ディランを助けようとする口調は、既にダレーガにばれており、ダレーガはアンドロメダの元艦長ディランであることは会議室の写真でわかっていたのだ。 宇宙連合の話をつい出してしまったが、全くそのことはダレーガにはわからないことだ。ダレーガは考える時間をくれと部屋を出て行く。 一夜明けディランは、連れ出されダレーガと対面し、ベカも同席する。 忠誠を試すと、コアを持ち出しておりアクティベータもさらに出す。 二つともディランは死んでしまう可能性があり、アクティベータに関しては、アンドロメダに向けてミサイルが飛んでくるということだ。 アクティベータは二つあるが、どちらがコアかどちらがミサイルのものかはわからないのだ。あとは運命が決めるとダレーガが言う。 ベカが左のアクティベータを選ぶと、コアが出てきて、ディランはすぐにあることに気づく。そのコアはトランスだったのだ。 ディランは、右も押させるが、どちらも同じことになるようになっていた。 アンドロメダを破壊する気は元々無い。ミサイルを破壊するようダレーガは命令する。 ベカは、ディランの手錠を解かないままダレーガの元へ。 ダレーガは既にユーレカマルを惑星に移動させ、コンビも解消だという。貨物船の操縦士として働いてもらうとベカに話す。 しかしベカは、それに応じなかった。ダレーガたちはアンドロメダから脱出した。ベカはディランの手錠を外すが、チームワークのせいで死に掛けたと、再びラーデと同じようにディランを怒る。 トランスによって助けられたことを話し、アンドロメダにエネルギーを注入してもらうように言う。メインジェネレータが再起動したアンドロメダから迎撃ミサイルが発射され、向かってきたミサイルを破壊。 逃げたダレーガたちの船もその爆破に巻き込まれ破壊された。 トランスは、コアの形から、人間の姿に変身する。 だが、トランスは、アンドロメダのクルーを4次元空間に飛ばした影響で記憶を失っていた。ミサイルを発射したことでエネルギーを消耗しているため、アンドロメダは少しのエネルギーを返した。 アンドロメダも復活し、あとは、ハーパーを残すだけ。 |
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感想 | ||||||||||||||
先週と続編ではあるものの、あまりぱっとしない感じ。ダレーガとの恋を演じつつ、意味不明のあの警備員とエンジニア。 ユーレカマルの行方も気になるところ。トランスが記憶をなくしたことが、今後のストーリー展開に関係するのか?4次元空間に逃げたメンバーとは他にも居たのか? |
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