エピソード97 「試される絆」 The Test |
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"If the race goes too swiftly, victory goes to those who are willing to fail." Lambert Krill Executed CY 689 |
競争があまりにも迅速に行われるとしたら失敗を厭わない者こそが勝者となる。 ランバード・クリル 実行済み |
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解説 | ||||||||||||||||||
ディランは賭けをしながら、トランスのことを信じて自信満々でカードを出したのだが、それ以上の手によって敗れてしまった。 バージルボックスから再びラジオ放送が入り、ベカとドイルはユーレカマルでシーフラワン付近を操行中、エネルギー体を捕捉した。 時のルートから出てきたエネルギー体で強力なエネルギーだが、質量は0。ベカもその光を見て嫌な予感をしていた。小さな塊が急速に接近し、ユーレカマルについてきて、迎撃ミサイルで迎え撃つのだが、ユーレカマルに接触しユーレカマルは、エネルギーを吸い取られ不安定な状態に・・・知能によって制御されたそのエネルギー体は、ベカの精神に入り込んだ。ベカにはフラッシュバックが起きていた。 さらにそのエネルギー体はシーフラワンへと向かっている。 ディランはプライアスに挑発されながらも、ベカからの通信を受けて、席を外す。ディランはベカとの通信を終えると、プライアスが外に出ようとしていた。すると上空からは光がこちらに向かってきていた。 ディランは全員を伏せさせると、その光は壁を突き破り浮遊していた。 そのまま光は人間となり、歩いていってしまった。 相変わらず不安定なシーフラワン。ハーパーは壁の補修を行っており、ベカにディランは状況について話す。しかし時のルートからわざわざここに来るのは変じゃないかとベカは話す。原因は何故か? ディランはトランスと共に、街を探す。その人物に会えば時のルートを使い別の宇宙に迎えるかもしれないそう考えていたのである。何故ここを選んだのかがわからないとディランはいうと、トランスはあなたがいるからだと答えるのであった。 ベカは、あの球体の中にはアビスを感じたと言う。ディランは、男の姿を発見できたという。アビスは感じないというのだが・・・ 「嵐は物語の紡ぎ貸し教えを説く、嵐の中心に居たら出口などない逃れられない」とバージルボックス。 ベカは街を探し続ける途中で、ハーパーがプライアスと交渉をしている姿を見つける。 プライアスが持っているものは夢を作り出すものだという。ベカの後にラーデも見張っている。プライアスは、手に持っているものを、ハーパーに渡すが、それは、古びた紙だ。しかしプライアスは誰もがこれを欲しがると言い、物について尋ねる。宇宙の乗り物だというと、その物体に触れた途端それは水になってしまった。ハーパーが調べると真水であった。ハーパーはすっかり信じて交渉に乗り気だが、物は明日渡すという。ハーパーはすぐにでも欲しがるのだが別れる。 ディランは、途中ハーパーとすれ違い、さらに苦しむプライアスを見つける。プライアスはパラダインと別の言葉を残し、死んでしまった。 その様子を見ていたベカ、ラーデ、ハーパー。 「嵐は、教えをもたらしナイフのように切り刻む、夢を望みを、人生を・・・」とバージルボックス。 ディランは、プライアスの死体を酒場に運び、ベカは、何かをディランにつぶやいていたことを尋ねる。プライアスは何も言わなかったといい、言う間もなく死んだと答える。 ハーパーはプライアスの死体を調べている。それを見ていたディランにハーパーは、何とつぶやいていたか尋ねる。結局ベカたち3人が気になっている様子だ。真実とは何だ? 「裏切り、配信、ウソ、それが嵐だ。」 酒場に男がやってきた。ディランが見た男だ。ディランは、いっぱいおごろうと話しかけるがもう飲んでいると・・・ この男は、この日が終わるまでにたくさんの事を決めなければという。 嵐が見知らぬ男をとどめる。戯れが始まる場所に、争乱が星雲と出会う場所に、希望が鏡に姿を映す場所に、荒らしの中で考える。 トランスは嫌な感じがするという。何もかもが上手くいかず絶望だと・・ ベカ、ハーパー、ラーデもうみんなあなたのクルーじゃないという。 彼の目的を果たさせるために・・・ 時のルートから来た彼はここから脱出する方法も知っているが、その代償があるとトランス。プライアスは、ディランに死ぬ前に「救うためには破壊が必要だ」と古いことわざを言っていたのだ。 男が来てから、嵐が続き、さらにベカたちは、嫌な感情が巻き起こってきていた。男は、ラーデに話しかけると、ラーデの記憶の中枢に入りだした。彼は、裁判官で、陪審員、死刑執行人だと話す。 ラーデが撃つのだが、通じない。ディランに変わってしまう。 ディランは、脱出するために彼が必要だという。 ベカにも同じように精神に入り込み、彼女の罪について話す。 罪悪感について攻め込むことが可能だ。 ハーパーには、マゴーグから寄生されたときのフラッシュバックが・・・ さらにディランにも話しかけ、取引をしようという。 条件は、プライアスを殺した奴には、死んでもらうことにするという。 ディランが殺す役目を負うのだ。 |
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感想 | ||||||||||||||||||
このエピソードは暗くなったり明るくなったりするので目がかなり疲れた。しかも男はディランになんとなく似ているし・・・ ラーデたちのフラッシュバックは懐かしい映像が多くて笑ってしまう。 しかもハーパーの時はマゴーグのところばっかり。 今回のはサスペンス映画のようで、犯人探しをしている感じだ。 でバージルボックスは、何者? プライアスと謎の男その接点がわかる最後のシーンの謎まで必見ですね。ディランが探していたものは? |
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